GWSとワークフローシステムの連携メリットや事例
GWS(Google Workspace)とワークフローシステムを連携することで、申請・承認業務を効率化できます。本記事では、Google Workspaceとクラウドワークフローシステムを連携して何ができるのか、連携のメリットや事例などをまとめました。
Google Workspaceとクラウド
ワークフローシステムを連携する
メリット
使い慣れたツールへ通知が来るため
承認スピードがアップ
GmailやGoogle Chatなど、普段の業務で利用しているツール上に通知が届くため、承認依頼に気づきやすい点がメリットです。
申請内容は、わざわざ別のシステムへログインすることなく、通知からワンクリックで確認可能。承認や差し戻しといったリアクションを迅速に行えるため、ワークフローの停滞を防ぎます。
Google Driveと連携するため
申請書類の保管場所が一定
ワークフロー上で承認された見積書や請求書などのデータは、自動的にGoogle Driveの指定フォルダへ保存されます。
手動でファイルを移動・保存する手間がなくなるほか、社内の保管ルールも統一されることが利点のひとつ。管理方法が整理されたことで検索性も向上し、「あのファイルがどこにあるか分からない」という事態を防ぎます。
アカウントを一元管理でき、
情シスや人事の負担を軽減
Google Workspaceのアカウント情報をワークフローシステムと同期でき、二重管理の手間を解消できる点もメリットです。
入退社や人事異動があった場合も、Google側の情報を更新するだけで、ワークフローの権限や承認ルートが自動で切り替わります。設定漏れやミスの防止につながり、管理部門のメンテナンス工数削減も期待できるでしょう。
Google Workspaceとクラウド
ワークフローシステムの連携で
できること
- Google Workspaceのアカウントを利用したシングルサインオン(SSO)
- 申請・確認・承認依頼をGmailへ自動送信
- スマートフォンやリモート環境からの申請・承認に対応
- 申請データや添付ファイルを共有ドライブへ自動保存
Google Workspaceとワークフローシステムを連携することで、普段使っているGoogleアカウントやGmailを起点に、申請・承認業務をよりスムーズに進められます。
シングルサインオン(SSO)でログインの手間を減らし、申請や承認依頼はGmailへ自動通知。承認はスマートフォンからも対応できるため、外出先やリモートワークでも決裁が滞りにくくなる点がメリットです。
申請データや添付ファイルは共有ドライブに自動保存され、情報の一元管理や後からの確認もしやすくなります。
Google Workspaceと
クラウドワークフローシステムの
連携パターン
【パターン1】Gmail×承認
申請が行われるとGmailに通知が届き、メール本文内のリンクから直接承認画面へ遷移できます。
スマートフォンからでも内容を確認できるため、外出先や移動中の隙間時間に承認作業を完了させることが可能。ワークフローの停滞を防ぎ、意思決定のスピード向上につながります。
【パターン2】
Google Drive×申請書
承認完了後のPDFファイルや添付データを、Google Driveの指定フォルダへ自動で格納します。
案件ごとや取引先ごとなど、ルールに基づいたフォルダ分けも自動化できるため、手動保存によるミスや保存場所のバラつきを防止。Google Drive上で管理することで後からの確認や検索もしやすくなり、監査対応や内部統制の強化にも有効です。
【パターン3】Google Workspace
のユーザー情報×組織連携
Google Workspace上のユーザー情報や組織階層をワークフローシステムへ同期します。
人事異動や組織変更があった際も、Google Workspace側を修正するだけで承認ルートや権限設定が自動更新。ID管理を一本化でき、情報システム部門のメンテナンス負荷を軽減します。
連携事例
Google Workspace移行と連携で
工数を約12分の1に削減
電気機器を扱う象印マホービンでは、使っていたグループウェアからの移行とペーパーレス化を目的に、グルージェントフローを導入しました。
スマートフォンでの承認により決裁スピードが向上したほか、従来は約6時間かかっていた承認経路の変更作業を30分未満に短縮。情報システム部門の業務負荷を、約12分の1まで削減しています。
紙からの脱却とAPI活用で、
業務全体のデジタル化を推進
映像機材の輸入やレンタルなどを手がける銀一では、老朽化した日報システムと紙での申請業務が負担でした。
Google Workspaceと連携してアカウント管理を一本化できるrakumo ワークフローを導入。外出先からの申請・承認にも対応でき、ペーパーレス化と承認スピードの向上につながりました。APIを活用して申請データをスプレッドシートへ出力し、AppSheetに取り込むなど、周辺業務のデジタル化も進めています。
承認者探しの手間を解消、
省スペース化も実現
エンターテインメント事業を核とするエイベックスでは、フリーアドレス化に伴う承認者探しの手間が発生していました。
ジョブカンワークフローを導入したことで3段階の承認がスムーズに完了するようになり、意思決定のスピードが向上。ペーパーレス化もでき、書類保管スペースに空きが出るなど、物理的なオフィス環境の改善にもつながった事例です。
クラウドワークフローと
GWSの連携は申請・承認を
楽にする仕組み
GWS(Google Workspace)とクラウドワークフローシステムを連携することで、申請・承認業務を普段使っているGoogle環境の中で行えるようになります。Gmailでの承認対応やGoogle Driveでの申請書管理、ユーザー情報を活用した組織連携ができ、承認スピードの向上や管理負担の軽減につながる点がメリットです。
ただし、ワークフローシステムは、機能が豊富であれば正解、価格が安ければ正解というものではありません。利用環境に合わなければうまく運用できないため、重要なのは、導入する環境や要件に適しているかどうかです。
具体的な製品選びは、Google/M365連携、経理一体化、ノンデスク対応など、要件別におすすめのクラウドワークフローシステムを掲載している以下記事をご覧ください。
【要件別】おすすめの
クラウド
ワークフローシステム3選